ZOOMで顔を見る少し前
「なぁ、したい」
突然彼からのメッセージ…
珍しい直球勝負…（笑）
すかさず、来た直球を思いっきり振る
「私も…なんかその詞にツキュンって…濡れた」
「オレもやで…ビンダチ、アカンわ」
「私もずっと抑えてるよ…がまんってシンドイ」
「それ、わかる」
「急にどうしたん？今までツンデレだったのに」
「あぁ、いつでもと思ってたことが
そうでないと思い知った感じね
今を大切にってことやろうなと…
時間とか、タイミングとか、チャンスとか
そういうものを、軽く考えてたのかと…」
そうか…
このコロナ禍は良くも悪くも
二人の気持ちというか、関係性というかを
考えるきっかけを与えてる
私は、私自身だから気持ちがわかる
だから私だけが考えているのかと思っていたけど
意外にも、彼も同じだったんだということが
わかって嬉しかった
「ぼーとはな、なんやろな…
抱きたいと思うで、でもそれが先ではない
精神的というのかな…
繋がっていたいって感じやねん…」
「それ、わかる…私も同じだなぁ（笑）」
「それにな、ぼーとは阿吽っていうのかな
それを感じるのが多くてな」
「あ、わかる阿吽って、よく感じるよ…」
彼の想いも私の想いも案外同じような場所に
あったということがわかった
伝え合うって大事だよなぁと思った瞬間（笑）
でも私はやっぱりメッセージで伝えるのは怖い
ミスコミュニケーションが起きてもリカバリー
できる環境で大事なことは伝えたい
表情や声色を確かめ合うって
コミュニケーションとして有効なことなんだよね
メッセージでのやりとりは
手軽だし、時間の制約が少ない
好きなタイミングで読めるから確かに
便利なツールだとは思うし活用してるけど
状況によっては、その言葉そのものに
宿る温度が伝わりづらいなと感じる
だからやっぱり大事な内容は
顔の表情や感じる声のトーンを
確認しながら話したいなと思う
今回はお互いの波長が合ってたみたいで
お互いの言葉の温度そのものを感じられた
そんな気がしたし
二人して
コイツ、この人だなと
感じてる相手だと再認識したやりとりだった
かなと思う…
そういえば
その昔出会った若かりし頃…
「うちら、やりそうでやらないよね〜
まだ、そのタイミングじゃないんだよね〜
でもタイミングがきたら早そうだよね」
とか、なんとか話していたことを思い出した（笑）
まぁ、ホントに
やりそうでやらなさそうでやるとなったら早いと
そうは思っていたけど…
でも
本気で抱かれる関係になるとはな…
縁って、怖い（笑）
