本能でも道徳的に

夫婦関係の再構築を心から願ったけど 再構築は難しかったです 現在は彼に恋してます…婚外ネタありのため嫌悪感ある方ごめんなさい

触れ合う③

私が作ってきたオツマミで
ランチビールを愉しむ

一度してみたかったんだよね…
婚外なので機会なんて滅多にないから
私の作ったオツマミで一緒に一杯やれるなんて
幸せ以外の何ものでもない(笑)

エノキの梅肉和え
大根と厚揚げの煮物
豚しゃぶサラダ
よだれ鶏

The呑むメニューだな(笑)

いつも家族5人分を作っているから
私の量の感覚がおかしいみたい
思いの外、沢山持ってきちゃっていたようで
二人でお腹いっぱいになっちゃった

彼はイチオシの煮物と梅肉和えにハマってた
味のわかる男だなって上から言ってやった(笑)
だって、それ私の完全オリジナルの味付けだから
旨いなぁ〜って言われたら嬉しいじゃん♫
特に煮物が好評で殆ど彼ひとりで食べ尽くすとか
ホントにホントに嬉しかったな(笑)

食べて呑み終わってから…
ほろ酔いまでいかずとも
なんだか甘えたくなっちゃった…

「ねぇねぇ…
 久しぶりだしイチャイチャしながら
 マッタリ触れていたいなって思うんだよ…
 でもさ、さっき感じ切れていないじゃん?
 だから私、欲しいなって思ってもいて……
 やっぱり欲しいなぁ………あかん?」

彼の膝に乗って彼の瞳を見つめながら甘えていたら
急に激しくキスをしてきた
胸への愛撫も激しくて貪るようにホントに激しく…
さっきまでマッタリでいいかなって
安堵感溢れる感じで言っていたのに
彼の獣のスイッチが入った…

彼はすべてを脱ぎ捨て、顕になった下半身を
貪れとばかりに目で私を支配する

…俺のを欲しろ…

私の隠れていた、誰も知らないMが顔を出した

床に膝まずいて彼の目を上目遣いで見ながら
彼のを貪る私はそれを堪能する…
そして私が私自身のMに感じている
私への愛撫がいらないくらい濡れている

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ベッドに押し倒されて、ひとつに重なる
半年ぶりの彼をギュッと抱きしめた

「なぁ、ホンマにかわいいなぁ」

「あっ、う……んっ」

「ぼー、好きやで」

その甘い言葉、蜜が入った毒だよね
そう、毒が入った蜜ではなく…
もう毒だと認識してる

しかもゆっくりと全身に毒が回って
痺れさせていく感じ…
毒でもいい 

「私も大好きだよ」