私が作ってきたオツマミで
ランチビールを愉しむ
一度してみたかったんだよね…
婚外なので機会なんて滅多にないから
私の作ったオツマミで一緒に一杯やれるなんて
幸せ以外の何ものでもない(笑)
エノキの梅肉和え
大根と厚揚げの煮物
豚しゃぶサラダ
よだれ鶏
The呑むメニューだな(笑)
いつも家族5人分を作っているから
私の量の感覚がおかしいみたい
思いの外、沢山持ってきちゃっていたようで
二人でお腹いっぱいになっちゃった
彼はイチオシの煮物と梅肉和えにハマってた
味のわかる男だなって上から言ってやった(笑)
だって、それ私の完全オリジナルの味付けだから
旨いなぁ〜って言われたら嬉しいじゃん♫
特に煮物が好評で殆ど彼ひとりで食べ尽くすとか
ホントにホントに嬉しかったな(笑)
食べて呑み終わってから…
ほろ酔いまでいかずとも
なんだか甘えたくなっちゃった…
「ねぇねぇ…
久しぶりだしイチャイチャしながら
マッタリ触れていたいなって思うんだよ…
でもさ、さっき感じ切れていないじゃん?
だから私、欲しいなって思ってもいて……
やっぱり欲しいなぁ………あかん?」
彼の膝に乗って彼の瞳を見つめながら甘えていたら
急に激しくキスをしてきた
胸への愛撫も激しくて貪るようにホントに激しく…
さっきまでマッタリでいいかなって
安堵感溢れる感じで言っていたのに
彼の獣のスイッチが入った…
彼はすべてを脱ぎ捨て、顕になった下半身を
貪れとばかりに目で私を支配する
…俺のを欲しろ…
私の隠れていた、誰も知らないMが顔を出した
床に膝まずいて彼の目を上目遣いで見ながら
彼のを貪る私はそれを堪能する…
そして私が私自身のMに感じている
私への愛撫がいらないくらい濡れている
ベッドに押し倒されて、ひとつに重なる
半年ぶりの彼をギュッと抱きしめた
「なぁ、ホンマにかわいいなぁ」
「あっ、う……んっ」
「ぼー、好きやで」
その甘い言葉、蜜が入った毒だよね
そう、毒が入った蜜ではなく…
もう毒だと認識してる
しかもゆっくりと全身に毒が回って
痺れさせていく感じ…
毒でもいい
「私も大好きだよ」