待ちに待った彼との密会
一ヶ月半ぶり
しかも2泊3日の旅
結局は大阪で落ち合うことにした
妄想を抱く日々
この日が来るのが待ち遠しい
でも反対に
この日が来ないほうがいいと思ってもいた
楽しい時間が過ぎてしまう
楽しい時間が終わってしまう
その後の淋しくなる気持ちがわかるから
夢の間のドキドキの継続が
現実化された瞬間に余韻へと変わる
余韻に浸るツラさを身構えてる私
そして
関係性が変わっていってしまうかもしれない
そんな恐怖が襲ってきてはいたのも事実
久しぶりの乙女ゴコロは難しい
出発の日の朝
日の出前から日常の自分のフル稼働
日常を脱ぎ捨てにいく私には果たすべきもの
義務と権利…いや責務と自由権利かな
責務を果たし終えたら脱ぎ捨てる日常
新幹線へと飛び乗る私は
何にも縛られないオンナへと
午前中に関西圏にいる友だちと再会し
観光を満喫し夜の大阪へ
ホテルにチェックインして
待ち合わせ場所に向かった
待ち合わせ場所に居た彼
何故か私には光って見えた
やっと会えた
やっと触れられる
やっと声がきける
手を振る彼に駆け寄る
「ホントに来〜ちゃった」
「へぇ〜ホンマに来たんやな〜
こんなとこで会うとは思はんかったな
なんや、なんか不思議やな
ぼーが大阪におるんやな。ほうか、楽しいなぁ
ほないつものよに呑み行こうや」
制約されない時間を楽しもう
彼お得意のセンベロはしご酒
美味しいお酒
食い倒れの街大阪、美味しい食べ物
彼のいつもの楽しい話術に時間を忘れて
大好きな関西弁だらけの街を堪能
その日は午前様
呑んだくれた大阪
なんだか…いつもみたいに楽しすぎた
トモダチ感でオワル夜
お互いホテルと自宅へと
その日は結ばれずして
大阪一夜目を終える
ワタシオオサカアトヒトバン(笑)