冬眠前にした約束
それをちゃんと憶えていた彼
彼に逢えることが決まった
でも、その日の段取り決めで
直球を投げられない私は
いつもよりゴニョゴニョモード…
「で、どーしたいのかがわからん…
どーしたいか、時間含めて希望あれば
それに合わせるよ、出来るだけね」
と、返答がきた
そうだ
彼は私が唯一素直になれる相手だったじゃん
それに
彼は私と会いたくないとは思っていないし
ちゃんと
会おうとしてくれてる
山デート以来
連絡も殆どしてなかったよな…
諸々大事だなって話は
そのうち会うことができたら
それでいいやと思っていたから
お互いに現在の状況把握はしてなかった
でも
彼はきっと
ステップアップの再就職を決めて
いつも以上に忙しくしてるんだろう
勝手にそう思っていた
今回、今まで送ってくることがなかった
真夜中の時間帯にメッセージが飛んでくる
それって夜中の会議の合間や
会議終わりのタイミングってこと…
思っていた通り仕事が充実してる様子
そんな中で取る
文字だけのコミュニケーションは
極力簡潔にわかり易く伝わるように
スムーズにしないとだよね…
私の余計な思考は排除しよう
「兄さん、今回は約束してた通り
一緒に美味しいあの店でランチしたい
それと、その後はすぐ帰る予定かな？」
「すぐ帰らん予定やで」
「じゃ
オシャベリタイムが欲しい
いつもみたく、どっか予約しとく？」
「オシャベリタイムな（笑）」
「ゆっくりオシャベリしたいもん」
「ランチする場所の近くにあるんやったら
いつもの感じでええよ」
「ありがと！じゃ、予約しようかね」
気持ちを切り替えて大正解
スッキリと段取りが決まった
できる、できないを相手に任せると
ホントにラクだなぁ〜
諸々決まったのなら
あとは会うだけだから
余計な思考はいらない
オミクロンが蔓延してるから
リスケも十分ありうるけど
タイミングが合う
会いたい気持ちが重なる
深層心理じゃないけど
ボジティブなことだけ
ただそれだけを思っておこう
