本能でも道徳的に

夫婦関係の再構築を心から願ったけど 再構築は難しかったです 現在は彼に恋してます…婚外ネタありのため嫌悪感ある方ごめんなさい

最後の人

どうもコロナになった様子の彼も 
ぼちぼちと復活して
週末ごとに練習を再開して楽しんでる様子
元気にやってるみたいで良かった


「そういやこの感染拡大の状況…
 リモートなの?出勤なの?」

「状況によりけりやけど出勤してるな」

「あっ、新しい職場はどの辺なの?」

「えっ?言うてない?〇〇やけど」

「全く聞いてません」

「言うたやろー?」

「〇〇って聞いてたら呑み行こうって
 すぐにでも誘うような場所だけどなぁ…」

「そーやったか…わりかしご近所なのに
 反応しないしおかしいなとは思ってた」


彼の転職先が
私の自宅からまぁまぁ近い範囲内にあった
その事実が彼の転職後半年以上経過してから
判明することになる(笑)


新しい会社の名前は転職云々あたりで
聞いていたんだけど。。。
如何せん、興味がないから
ホントに転職先の名前すら覚えていなかった
でも、思い出すに…
勤務地のことはやっぱり聞いてなかったよw


なぜか彼のことだけは職業とか勤め先とか…
そういうところに興味が湧かない


出会った時、私は社会人で彼は大学院生
ちょうど卒業の年で就職先も決まっていて
出会ってから数ヶ月ほどで関西方面へ
後々、よくよく考えたら
年収良さげな職種で海外勤務もあるから
ハイスペな人だったんだよな(笑)

とはいえ、ほんとに興味がなくて
決まっていた就職先も… 
聞いたような聞いてないような… 

学歴とか就職先とか
彼の外側のことには全く興味がなくて
そんなの取っ払った彼そのものが好き

フィーリングというか阿吽の呼吸というか
他の誰とも味わえない楽しさと魅力を感じる

ただただ
大好きで一家に1台欲しい人

出逢った頃に感じたその気持ち
それは今でも変わらないままでいる

躰を重ねる関係になってから
4年目を迎える今も
二人の関係性や距離感は
二人にしかわからない
不思議な温度と距離感のまま…


彼、彼女というところに拘りがない
と、いうか…
彼、彼女という括りでは収まらない


できる範囲でしかないけれど
お互いに相手を大切にしているとは思う


ただ私は…
唯一無二の人だなと再認識してしまっていて
そう思うと涙が溢れてしまうときがある


だけど
ツライ恋とは違う
どこまでいっても
大切な恋なんだと思う


私の髄に触れた最初の人


私の髄は彼にしか
見つけられないし触れられない場所だから


最後の人になるんだろうな