本能でも道徳的に

夫婦関係の再構築を心から願ったけど 再構築は難しかったです 現在は彼に恋してます…婚外ネタありのため嫌悪感ある方ごめんなさい

突然の別れ

数年ぶりにお友だちからメッセージが届いた

 

「久しぶりの連絡なのに悲しいお知らせ

 かなめちゃんが亡くなったの…」

 

かなめちゃんはママ友なんだけど

地元の先輩でもあった

憧れの先輩グループにいたような人

 

最後に会ったのはこの前の3月

中学校の卒業式

 

コロナ禍でもあって

他人に会うということを

なんとなく避けている人が多いこの数年…

 

2年ぶりに会うかなめちゃんは

だいぶ痩せていて色白だった

あ、カツラかもしれない…

って、思わず私の視線は

かなめちゃんの頭にいった

病気してそうだなって、そう感じ取った

 

けれど卒業式もコロナ禍仕様

開催されただけよかった感じで

ゆっくり保護者同士お話しする

そんな雰囲気も全くなくて…

式終了後には速やかにお帰りください

そんな雰囲気

 

だから

体のこと病気のこと最近のできごとなど

まったく話すこともなく

 

「幼、小、中お世話になったね~」

 

たった一言で終わった最期の会話

 

ゆっくり話しておけばよかった

そんな気持ちで頭がいっぱいになる

 

生きているってことはさ

死ぬことが決まっている

いつかがわからないだけで

例外なく死ぬことは決まっている

 

【死】って死ぬ本人の話というよりも

残されたひとたちの想い

それがどうかってことなんだろうな

本人も心残りはあるんだろう

そうは思うけれど

意識という概念がなくなるのだから

残された人たちが気持ちをどう解消するか

そういうことなんだろうな…

 

会っておけばよかった

話しておけばよかった

〇〇しておけばよかった

 

 

また会えるだろうは

結局のところ、おごりだよね

 

 

次に会える保証なんてどこにもない

次の瞬間生きている保証はどこにもない

それは当たり前のことなのに

当たり前のことだと思えなくなっている

 

 

ほんとに会いたい人には

絶対に会っておいたほうがいい

ほんとにやりたいことは

絶対にやっておいたほうがいい

 

 

結局のところ別れなんて

どんなタイミングでも

突然のことだと思う

 

明日死にますって宣言されたとしても

残される人の覚悟ができるわけじゃない

なんとなく時間だけが過ぎていき

受け入れざるを得ない現実

それが時間とともにやってくるだけ

 

 

だから

後悔しない生き方を

後悔しない人生を

 

別れがあったときに

悔やむ数が少ない選択を

 

 

大切な何かを置き去りにせず

 

 

価値観はそれぞれであって

正解も不正解もない

 

…と、私は思う

 

自分がどう思うか

自分がどうしたいか

 

大切だなと思う相手を大事にする

ただそれだけ

 

 

かなめちゃんへ

おバカで幼かった子どもたちも

高校生だもんね、笑えるね~

もっと成長見たかったよね

 

また飲もうよ

バカ話でもしようよ

なんていう約束したのにね


果たせなくてさみしいよ

 

 

 

後悔のない別れができるような

そんな日々を送りたい