本能でも道徳的に

夫婦関係の再構築を心から願ったけど 再構築は難しかったです 現在は彼に恋してます…婚外ネタありのため嫌悪感ある方ごめんなさい

新たなる出会い

私にとって私の髄を掴むのは彼

そこは揺るがない

 

逆に私が髄を掴んでしまった?

というか

相手にとって私がツボ?的な感じの

趣味友のトモジくんと出会った

 

出会いは2年半前

ランチームのサポートに入ったときに

選手としてトモジがいた

第一印象はグループメッセージで

とにかく真面目でストイック

ゴリゴリの段取魔で無駄は全くいりません!

そんなイメージをもつ内容ばかりで

ストイックで憧れるなんてことは全くなく

正直、面倒臭いイメージが先行してしまい

特に話がしたいなと思うわけでも無かった

 

このチームは個々に重きをおくチームなので

年2回の出場レースにのみ、みんなで集まる 

個人的に練習するときに集うことはあるけれど

私は選手ではないから基本は当日サポートのみ

レース前にある懇親会つきの練習に参加程度

だからトモジと会うのは年2〜3回のみなわけ

 

トモジを含めて数人以外とは割りと早めに

打ち解けることができていたんだけど…

トモジとはなかなか打ち解けずの2年程

 

どうも初参加のレース当日の打ち上げで

トモジと話していたみたいなんたけど…

「話していたみたい」というのは

私はトモジと話した記憶すらない…

 

トモジと話した記憶は

一年半前の懇親会兼練習会の帰りの電車

同じ方向が二人だけで車内の沈黙は苦手な私

なんか話を絞り出さなくちゃって感じ…

だから会話が弾んだ記憶はない

 

そのあとは

出場レースのサポート箇所がトモジのところで…

トラブル発生の対処で話をしたくらい

 

なので

めちゃくちゃ話すようになったのは半年前…

 

半年前にイレギュラーなイベントがあり

そこで運営スタッフとして動いていた私と

運営に関わりながら選手として参加したトモジ

 

そのイベントで急にぼーちゃんと呼ばれて

かなり動揺したんだよね…

今までは名字で○○さんって呼ばれてたし

というか名前で呼ばれての会話が

あったのかも定かではないぐらい(笑)

そのくらいの距離感だったのを

ぐっと近づけられてすごくビックリした

 

トモジ的には一番最初に話した時点で

(私の記憶にない2年半前の話…)

「あ、この人合うわ、僕と…」

という感じだったみたい

他の人と話す私を見ても感じてたんだろうけど

 

トモジは基本的に誰にでも丁寧語で話すから

ちょっと距離を感じさせるようなところがある

逆にTwitter上では口調も強めっぽいし

そういうイメージを作り上げてる気もするし

ランチームでもそういうところがある

 

基本的に私は割りと相手の懐に入っていく質

だからある意味、集団の雰囲気を変えてしまう

そんなところがある

 

そういう雰囲気をトモジは早い段階から

察してくれていたみたいで

どうもそこが1つ目のツボのようだし

 

トモジに

「ぼーちゃんの声とワードセンスとの

 コントラストがすごく良くて

 ホントに好き

 それに一緒にいると落ち着く感じなんだよね

 甘えられる雰囲気もあっていい

 けど切ないとは全く思わなくて

 このまま何らかの形で続くと思うんだよ」

 

急に手を繋がれて告白された

 

もしよかったらお付き合いをって

お互い既婚者同士だし

同じグループではしんどいだろうし

それに私は密かに思い続けてる彼もいるし

 

「いやいやいや、ないないない

 トモジは冷静沈着なのに急にどうした?

 そんなリスキーなことは似合わない

 もう少し冷静になりなよ

 なんか、らしくないじゃん」

 

そう伝えた

 

トモジは

「らしいとか、らしくないとかじゃない

 今、現在を生きたいから

 好きなものは好きと言いたい」

 

そう返された

 

ここで、ふと思ったんだけど

私が彼のことを好きな感じとよく似てるなって

 

彼の声のトーン

彼のワードセンス

そのコントラストがたまんなく好き

一緒にいる時間は楽しくてホッとする

一緒にいられないことを切ないとは感じない

それはどんな関係性になっても続く 

そう思っているから

それに今好きだから好きなものは好きと伝える

 

 

その感覚とトモジの私に対する

気持ちが似てるんだなって

 

3月にエントリーしたラン大会に向けて

3ヶ月間、トモジにコーチをしてもらった

砂浜でランニングとか面白い経験もしたし

 

あれやこれや色々と話す機会があって

話すたびにトモジの価値観が私と被る

そんな回数がやたらと多くて

私もなんてラクな相手なんだ!と思ったし

 

「怖いくらい考え方がミラーなんですけど」

 

そう返事されたことが何回もあって

思わず二人で笑った

 

お互いのダメだなって部分も

理解できるし

許容できるし

指摘もできるし

 

なんだか不思議な相手との出会いと気づき

 

トモジとの出会い 

急な関係性の変化に何か意味があるのかな

 

 

トモジのことは

好きとか嫌いとかそういう簡単なことでもない

ただ、心地がよい人

人として愛おしいと思える相手

 

 

この先のことはわからない

けれど

今は何もなくというのが事実

 

だけど

流れるまま行き着くところに行こう

そういう気持ちでいる

 

男と女しかいないけど

そういう間にこだわらない感じでは居たい

 

ただ

オトさんと結婚して思ったことは

愛される、好きでいてくれる人と

結婚したらよかったなということ

 

だから

きっと

トモジとお付き合いしたら

幸せな時間が多いとは思う

 

けど

別れを意識しないといけない関係性は

やっぱりイヤだな

 

この人合うよね!

そう思う相手で

別れを意識しないといけない関係は

正直シンドいから

付き合うとかはしたくない

 

彼とずっとそうである意味もそこにあるから

 

 

ズルいのかもしれないけれど

お互いに心地がよいというのは

承認欲求を満たされているということだと思う

 

そうだね

わかるよ

だよねー

 

会話の端々にあるその言葉

心からその言葉が出る相手が

相性が合ってるということだと思うから

 

今はただただそれでよい