笑っちゃうくらいミラクル続きの今年
振り返ればコロナ禍で夜飲みも殆どなくて
走る練習のついでで会うとか
山に遊びに行くとか
年に2回しか会えなかったときもあったのに
今年は折り返し過ぎくらいで
既に5回も会えている
書き忘れていた彼と触れた日のこと
一緒の山で遊んだGW
帰り道で次の約束の日まで決める珍しい展開
「ねぇ、兄さんに触れたい‥‥いつなら大丈夫?」
「そやな、レース明けの再来週ならええよ」
えっ?ホントに?
2週間後?そんな早くに逢えるんだ‥
レースで脚を怪我してきた彼
歩くことすらままならない痛みと腫れ
びっこを引く姿の状態で現れた
よく待ち合わせ場所まで来てくれたなって
兎にも角にも感謝から始まる一日だった
そんなに長い時間は無理だけど
まったりしながらおしゃべりする
そんな日にしようと決めていたので
いつものように料理を拵えていった
逢う日には
必ずコンビニに寄って飲み物を買うのだけど
お酒に手を伸ばさない彼
それもまた珍しいことなんだよね
今年は逢瀬2回目
2回ともお酒のチョイスがない
誰かとセックスするときに
お酒を飲まないでしたことがなかった彼
彼が初めてお酒を飲まないでセックスをした私
シラフの彼とのセックス
そこにこだわりがある私と逢う日に
お酒をチョイスしないっていうこと自体
とても嬉しくなる事柄なわけで‥‥‥‥
彼がシラフで抱いてもいいと思える相手
それはホントに貴重な存在なんだろうなと
私の存在価値というか存在意義というか
彼にとって、少しは必要とされるところにいる
そう感じられる嬉しさがあった
その日は
会った瞬間から幸せ気分で満たされていたな