旅がリスケになってその日が空いた
なんだか会いたいなって
それに会えたら渡したいものもあったから
「ねぇ、その日空いてるなら呑みに行こうよ」
「あぁ、ええよ〜」
あれ、二つ返事?
今年はなんでこんなに会えるんだ?(笑)
その日はお互いに目的地までジョギング
彼は20キロ、私は10キロくらいのジョグ
この湿気の多い暑い夏は堪えるね
思っているより遠く感じるし汗だくだくだし‥
目的地近くの銭湯でサッパリとしてから合流
暑すぎて敢えて離れるから近くにも寄れない
くっつくなオーラ全開の彼
飲み屋がたくさんの繁華街も激混みで
お腹も空くし、喉越しグビッともお預けで
イライラモード全開の彼
最近、そういう感情を隠さないな‥‥
子ども過ぎて、そこまでいくと逆にカワイイ
その日は2軒ハシゴ
他愛もない話ばかりしてしまった気がする‥‥
途中から殆ど記憶がない(笑)
ここまで飛ぶことは滅多にないんだよな
飲まれる酒は飲まないはずなんだけど
帰巣本能だけで帰宅した夜
何時に2軒目を出たのかも覚えてない
お金を支払ったのかも覚えてない
改札を通って電車に乗ったことすら覚えてない
でもね
駅までの道中
腕組んで、手を繋いだ感触はなんとなくある
繋たい、くっつきたい
すんごく酔ってるのに、そう思ったのは覚えてる
でね
彼が降りる駅までたぶん3駅なんだけど
チューした感触がある
それも電車のシートで2回も‥‥
その感触
した時あとすぐだったか
ずいぶん経ってからだったか
時間の経過が全くわかんないんだけど
思い出すように
してもらったよな〜チュー
って、酔いながら浸ってたのは覚えてる
電車なのに‥ねだってしまったみたいだな
2回もね‥‥私が言ったんだろうけど
そこも覚えてない(笑)
いい年こいたオッサン&オバハンなのに
外でチューだなんて
深く深く深ーく、反省
けど
2回も応えてくれたことには感謝だね
彼の降りる駅でバイバイって言ったような
自分の家の最寄駅に着いたような
総じて酔っぱらいのダメダメな夜だった
朝になって冷静になる自分
着の身、着のままで床で寝てるし
コンタクトは何故かキッチンのお茶碗に
水を入れた状態で外して入れてた
普通に洗おうとしてお茶椀の水を流してから
コンタクトの存在に気づくというオチつき
どんだけ酔っぱらいなんだ‥‥‥
前夜の失態を彼に謝ろうと思って
アプリを立ち上げてみたら
「ヨ宇デナイ?」
と、彼と別れたあとにメッセージを送ってる
たぶん
ようてない?(酔うてない?→酔ってない?)
って、心配してのメッセージなんだろうけど
言葉になってないし
書いたことすら覚えてないし
なんならオマエ(わたし)が一番ヤバイ(笑)
サイアクの酔っぱらいから謝罪文を送る
「おはよ。 昨日、お金払い忘れたかも~
めちゃ久々に記憶が飛んだ、すまぬ
秋のレース頑張ってください」
えっ?
既読スルー、リアクションなしなんですけどww
でもね
怒ってるのか?とか
レスなしか?とか
気にしなくなった
用事があるとか
話したいことがあるなら
連絡はくる
結局のところ既読スルーから10日後
話したいことがあったようで彼から連絡がきた
夏の最終レースへの意気込みだった(笑)
聞いてほしい相手が「私」であればそれでいい
今年の夏の最終出場レース
彼がSNSで上げた写真には
プレゼントしたアイテムを巻いた姿が写っていた
私には毎回、言わないけれど
大事な大会にはこっそりと連れてってくれてる
頑張れる御守として
それを見ると
必ずしも言葉じゃないなって思う
今年の夏
大好きな彼との5年目が始まった